金属だけでなく樹脂製のサンプル評価も可能である.本試験は往復摺動モジュールの下面に樹脂サンプル4 種類) を取り付け,室温の金属( SS302 )ボールを一定荷重中で往復駆動させその評価をするものである テストのセットアップイメージは下写真の通りである .また本試験では試験後に樹脂サンプルが往復摺動により摩耗した様子を 3 Dイメージプロファイラーで詳細に確認する事が可能でありその結果を示す
【テスト条件】
1) 荷重 20N
2) ストローク 5 mm
3) 周波数 20 Hz
【ハードウェア構成】
1) 往復摺動モジュール
2) サンプル ホ ルダ
上段のグラフは荷重コントロールグラフであり非常に安定した一定の力を維持することが 確認できる 中段のグラフは 4 サンプルの摩擦係数を表している。下段のグラフは実際の摩擦力 負と正 を表している.
写真は試験を行った 4 サンプル中の1つをテスト後に作成したイメージで ある .画像は 10 倍の白色干渉計を使用しており,1 枚目の写真より生成されたパイルアップが確認できる.2 枚目(2D イメージ 、 3 枚目 (3D イメージ よりマークの中央に摩耗マークが確認できる. また本ソフトウェアは自動的にスキャンされた領域の摩耗を計算可能である。